康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 929 ページ)
【未集中】【糸部】緇;康煕筆画:14;頁碼:929 頁 05 行。『広韻』側持切、『集韻』莊持切、音は菑(し)。『説文』に「帛の黒色」とあり。『博雅』に「緇を皁(そう)という」とあり。『釈名』に「緇とは滓(し)なり。泥の黒きものを滓といい、この色かかるがゆえなり」とあり。『詩・鄭風』に「緇衣之宜兮」とあり。伝に「緇、黒色也」と注す。『周礼・冬官考工記・鍾氏』に「七入して緇と為る」とあり。注に「緅(そく)を更に重ねて再び黒く染めて、乃ち緇と成る」という。また『正韻』に旨而切、音は枝(し)。義同じ。また『集韻』に側几切、音は〇(欠字)。『韻会』に壮仕切、音は滓(し)。『前漢書・班固叙伝』に「涅(でん)にして緇せず」とあり。注に師古曰く「合韻して上声の音を読む」。また『集韻』に側吏切、音は胾(し)。義同じ。