康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1244 ページ)
【酉集下】【車部】輜;康煕筆画:15;頁碼:1244 頁上段 26 行目。【広韻】則持切。【韻会】【正韻】荘持切。音は淄。【説文】輜は、輧車の前、衣車の後なり。いわゆる庫車なり。【釈名】輜車とは、輜重を載せ、その中に臥して息む車なり。輜は厠なり。載せる衣物雑然としてその中に厠するがゆえなり。輜と輧とは形同じく、邸あるを輜といい、邸なきを輧という。【前漢・韓安国伝】「輜重を撃つ」。【註】輜は衣車を謂い、重は載重を謂う。故に行者の資財を総じて輜重と曰う。また【集韻】【韻会】側吏切。音は胾。【集韻】車の輻が牙に入るを輜と曰う。【韻会】葘に通ず。【周礼・冬官考工記】「その葘を察す」。【註】葘とは輻が轂中に入る者を謂う。葘は雑厠の厠のごとく読む。いわゆる建輻なり。また【広韻】楚持切。音は颸。義同じ。