康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1206 ページ)
【酉集中】【貝部】貲。康煕筆画:12。頁碼:1206 頁 13 行目。『広韻』では「即移切」、「集韻」および『韻会』では「将支切」、「正韻」では「津私切」とし、音は「髭」に同じ。『説文解字』に「財をもって小過を贖う罰金」とあり。漢の律法に、百姓が徭役に従わぬ場合、二十二銭を納めて罰とする旨の規定あり。『徐曰』に「これ当今の雇役の料に相当す」という。また『玉篇』に「財貨」と釈す。『史記・仲尼弟子伝』に「子貢、売買に巧みで、時に随いて貨を転じ利を得たり」と見える。また「訾」と通ず。『前漢書・景帝紀』に「当時、資産ある程度以上なる者にして初めて官に就くべし」とあり。注に師古曰く、「訾」は音「貲」に同じ。また『六書故』に「資」の字、時に「貲」とも作るとある。