康熙字典解説
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【酉集下】【車部】軹;康煕筆画:12;頁 1242。『広韻』『正韻』は諸氏切、『集韻』『韻会』は掌氏切、音は紙。『説文』に「車の輪の小さな穴」とあり。『釈名』に「軹とは指なり。指のごとく轂の頭に見ゆ」とある。『周礼』夏官・大馭に「両軹を祭る」と見え、注に「軹は轊の頭を謂う」とす。また県名なり。『史記』漢高祖本紀に「秦王子嬰、軹道の傍らに降る」とある。また岐なり。『爾雅』釈地に「北方に軹首の蛇あり」と見え、注に「岐頭の蛇なり」とす。また語辞なり。『荘子』大宗師に許由曰く「而れ奚(なん)ぞ来たりて軹為すや」とあり、注に「軹は只と同じ」とす。また薬名なり。『本草』に連翹、一名軹とあり。