康熙字典解説
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【亥集下】【歯部】齵;康煕筆画:24;頁碼:1535 頁 12 行目。【庸韻】五婁切。【集韻】【正韻】魚侯切、音は嵎。【説文】歯並びが整わないこと。【正韻】歯が互いに交錯すること。また【周礼・冬官考工記】に「車の輻が轂に差し込まれる箇所と、輻が輪縁(牙)に差し込まれる箇所を検査し、参差不齐(不揃い)がなければ、車輪は摩耗しても変形しない」とある。【註】輻が轂に差し込まれる箇所、および輻が輪縁に差し込まれる箇所で、歯(接合部の凹凸)が不揃いなことを「齵」という。上下の挿入箇所が整って対応していれば、轂が摩耗・損壊しても輻は歪まない。また【荀子・君道篇】に「国内の事務に、弛緩・混乱・不揃いの状況がある」と見える。さらに【広韻】遇俱切。【集韻】【韻会】元倶切、音は虞。【広韻】「齱齵」は歯が重なり合って生ずること。また【正韻】に一説として、歯が傾いていることとする。