康熙字典解説
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【申集上】【艸部】芽;康煕筆画:10;頁碼:1021 頁 13 行目。【唐韻】五加切。【集韻】【韻会】【正韻】牛加切。音は衙。【説文】萌芽なり。【礼記・月令】この月は萌芽をして安らかに生長せしむべし。【呂氏春秋】萌芽始めて萌動し、厳寒いまだ形を成さず。【関尹子・四符篇】果核と幼芽と相互に化生す。また【博雅】始めなり。【参同契】陰陽初めて生じ、交合して黄芽と為る。また【韻補】牛何切。音は俄。【白居易・種桃歌】桃を食らひて其の核を種うれば、一年にして核上に芽を生ず。去年の春すでに稀なり、今年の春さらに多からず。また訛乎切。音は吾。【揚雄・徐州箴】禍患丘山のごとく大なり、其の根源本より萌芽に在り。牧臣徐州を治め、冒昧に僕夫に告ぐ。【唐韻古音】按ずるに、『月令』『参同契』等の古籍における古音は皆「吾」と読む。『晋書』の童謡「草木萌芽して長沙を殺す」に至りて、始めて今の音に転ず。