康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1239 ページ)
【酉集下】【車部】軋;康煕筆画:8;頁 1239。『広韻』に「於黠切」、「韻会」「正韻」に「乙黠切」、音は扎。『説文』に「車の轢くこと」。『六書故』に「車に重きを載せ、蹍軋して声あるなり」。また名とする。『前漢・匈奴伝』に「罪小なる者は軋し、大なる者は死す」。註に「謂わく骨節を輾転して轢く、今の踝を厭うが若し」と。また勢い相傾くこと。『荘子・人間世』に「名とは、相軋むものなり」。『唐書・李宗閔伝』に「党を樹て相磨軋す」。また軋芴は緻密なり。『前漢・司馬相如伝』に「縝紛軋芴」。『史記』は軋沕と作る。また軋忽は長遠の貌。『前漢・礼楽志』に「清風軋忽」。また軮軋は無涯際なり。『揚雄・甘泉賦』に「軮軋無垠」。また『集韻』に「膺眼切」、音は某、義同じ。また叶して乙役切、音は鬱。『張衡・南都賦』に「流湍投濈、砏汃輣軋。長輸遠逝、漻涙淢汨」。註に「輣軋は波相激するの声」。