康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1358 ページ)
【戌集中】【阜部】隕;康煕筆画:18;頁 1358
【唐韻】于敏切【集韻】【韻会】【正韻】羽敏切、音は殒に同じ。
【説文】高きより下るなり。
【爾雅・釈詁】隕、墜つるなり。
【又】隕、磒落するなり。
【注】磒は隕に猶し。方俗の語に軽重あるのみ。
【書・湯誥】慄慄として危惧し、深淵に隕なんとするが若し。
【易・姤卦】天より隕ずる有り。
【春秋・荘公七年】夜中、星隕ずること雨の如し。
【公羊伝】霣と作る。
又【礼記・儒行】貧賎にして隕穫せず。
【注】隕穫は、困迫して志を失う貌なり。
又殞と同じ。
【左伝・襄公三十二年】巣、諸樊に隕ず。
又【集韻】王問切、音は運。義同じ。
又【詩・小雅】心の憂うるや、涕既に之を隕ず。
【釈文】音は蘊。
又【集韻】于倫切、音は筠。義同じ。
【詩・衛風】桑の落つるや、其れ黄ばみて隕ず。我徂りて爾より、三歳貧を食らう。
【注】隕は葉に、貧は反に叶う。
又【集韻】王権切、音は円。均すなり。
【詩・商頌】幅隕既に長し。
【伝】隕、均すなり。
【箋】隕は当に円と為すべし。円は周を謂うなり。