康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 740 ページ)
【午集上】【玉部】瑿;康煕筆画:16;頁碼:740 頁 19 行。『集韻』に「煙奚切、音は鷖」とあり、美石にして黒色なり。『正韻』に「黒玉」とあり、旧注の「美石にして黒色」は誤りなり。『本草』に「琥珀の千年なるものを瑿と為す。状は玉に似て、黒きは純漆のごとく、大さは車輪のごとし。永昌に黒玉鏡有り、即ち瑿なり」と云う。考証:『集韻』に「煙奚切、音は兮」とある。謹んで按ずるに、「兮」の字は匣母に属し、「煙」の字は影母に属す。「煙奚切」して「兮」の音を得べからず。今『集韻』の「兮」を改め「鷖」と為す。