康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 775 ページ)
【午集中】【疒部】痿;康煕筆画:13;頁碼:775 頁 33 行。『唐韻』『集韻』『韻会』『正韻』に儒隹切、音は甤。『説文』に「痺疾」。『正韻』に「湿病」。一説に両足相及ぶ能わざるをいう。『内経』に「陽明虚なれば宗筋縦になり、帯脈引かざるが故に足痿す。当に各々その営を補い、その俞を通じ、その虚実を調え、その逆順在和し、筋脈骨肉、各々その時を以て月を受くれば、則ち病已む」。『史記・韓王信伝』に「仆の帰らんと思うや、痿人の起つを忘れざるが如し」。注に「行ずる能わず」。『前漢・哀帝紀』の「痿痺」の注に、如淳曰く「両足過ぎる能わざるを痿と曰う」。師古曰く「痿も亦た痺病なり」。『枚乗・七発』に「出づるも入るも輦に由り、これを蹷痿の機と命ず」。又『史記・五宗世家』に「端は人として賊戾にして、又陰痿す」。注に正義曰く「婦人を御する能わず」。又『広韻』に于為切、『集韻』『韻会』に邕危切、音は逶。又『広韻』に人垂切、『集韻』に儒垂切、音は撋。又『広韻』『集韻』に于偽切、委去声。義同じ。又『集韻』に邬賄切、音は猥。風病。或いは痿に作る。