康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 235 ページ)
【丑集上】【土部】塘;康煕筆画:13;頁碼:235 頁下段 22 行。『広韻』『集韻』『韻会』『正韻』に「徒郎切、音は唐」とあり。堤岸を指す。土を築いて水を遮ることを塘という。『呉越春秋』に「夫差、姑蘇台の東に万頃の丹湖あり。湖中に金銀の塘あり」と見える。また『銭塘志』に「曹華信、防海塘を修築し、土石を募りて一斛につき銭一千を与えたり。来たる者雲のごとく多かりき。後に曰く、『もはや土を要せず』と。人々みな土石を棄てて去れり。塘成りて、ゆえに銭塘と名づく」とある。また瞿塘あり、夔州の東に在り。『方輿勝覧』に「瞿塘はすなわち古の西陵峡にして、三峽の門戸なり」と見え、『杜甫の詩』に「衆水万山に会し、瞿塘は三峭の第一の門戸なり」とある。また「唐」に通ず。