康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1263 ページ)
【酉集下】【辵部】遡;康煕筆画:17;頁碼:1263 頁第 15。『広韻』桑故切、『集韻』『韻会』『正韻』蘇故切、音は素。『説文』に「泝」に同じ。『詩・秦風』に「遡洄從之」とあり、註に「逆流而上るなり」という。また「遡遊從之」とあり、註に「順流而下るなり」という。また『集韻』に「嚮(むか)うなり」。『正韻』に「迎えるなり」。『詩・大雅』に「遡其過」とあり、註に「過ちに向かつて居するなり」という。また「如彼遡風」とあり、註に「風に向かう人の如く、気逆れて呼吸すべからざるなり」という。また「愬」に通じ、訴え告ぐるなり。『戦国策』に「衞君跣行して魏に告遡す」とあり、註に「遡と愬とは同じ」という。また『正字通』に「溯・泝と同じ」という。