康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 854 ページ)
【午集下】【禾部】稍;康煕筆画:12;頁碼:854 頁 12 行。【唐韻】【集韻】【韻会】【正韻】所教切、音は哨。【説文】に「物が出るに漸きあり」とある。【儀礼・聘礼】に「惟だ稍これを受く」とあり、注に「稍は廩食なり」という。疏に「其れ漸く供給するを以ての故に、米倉を稍と称す」とある。また【広韻】に「均なり、小なり」とある。【周礼・天官・小宰】に「凡そ王の稍事」とあり、注に「鄭司農云う、正午の大宴に非ずして零星に食を進むるを稍事と謂う。一説に小事あって酒を飲む」とある。また【韻会】に「漸なり」とあり、【韓愈・柳柳州に蝦蟇を食するに答うる詩】に「我れ初め敢えて咽び下さず、近来も亦た稍くこれを受け得べし」とある。また【周礼・地官・稍人注】に「王城より三百里を距つるを稍と謂う」とあり、疏に「載師の家邑稍地の職を務むるは三百里の内なるを按ずれば、故に此の説あり」とある。また【集韻】【韻会】に山巧切、音は梢。亦た漸の義なり。また【集韻】に師交切、音は筲。賦税を指す。