康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 190 ページ)
【丑集上】【口部】哨;康煕筆画:10;頁碼:190 頁 13 行目。『広韻』『集韻』『韻会』『正韻』に七肖切、音は陗。『玉篇』に「哨は小なり」とある。また『広韻』に「壺口の暗きものを名づけて哨と曰う」。『礼記・投壺』に「某に枉矢哨壺あり」。注に「枉哨は正しからざる貌なり。謙辞なり」。『釈文』に「哨は七笑反、徐は以救反」とある。また『集韻』に余救切、音は柚。義同じ。また『唐韻』『集韻』『韻会』に才笑切、音は噍。『説文』に「容れず」とある。また『韻会』に「多言なり」。『揚子・法言』に「礼義哨哨たり」。また『集韻』に所教切、音は稍。燿と同じ。『周礼・冬官考工記・梓人』に「大胸燿后」とあり。注に「燿は哨と読む。頎にして小なり」。『釈文』に「哨の音は稍、劉・李は音を燿と同じくし、沈は蘇堯反とす」。『馬融・広成頌』に「大匈哨后」とある。また哨遍は楽府の曲名なり。また『正字通』に「凡そ屯戍して盗を防ぐ処を名づけて哨と曰う」。また『集韻』に丑照切、音は朓。口正しからざるなり。また『広韻』に相邀切、『集韻』『韻会』に思邀切、音は宵。義同じ。また『集韻』『韻会』に蘇遭切、音は騒。『揚子・方言』に「秦晋の西鄙、冀隴より西に至りて、犬を使ふを哨と曰ふ」とある。