康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 708 ページ)
【巳集下】【犬部】狍;康煕筆画:16;頁碼:708 頁 24 行。【広韻】薄交切。【集韻】蒲交切。音は庖。【玉篇】獣なり。【山海経】鉤吾の山に獣あり、羊身にして人面、目は腋の下に在り、虎の歯・人の爪を持ち、声は嬰児の如し。名づけて狍鴞と曰う。是れ人を食らう。【郭註】曰く、物として貪惏にして、人を食らいて未だ尽きず、還って其の身を害す。像は夏の鼎に在り。『左伝』に所謂饕餮是れなり。狍、音は咆。【東観余論】器を飾るに掖腹を用い、其の本形に象る。食を戒むるを示す。考証:【山海経】「鉤吾の山に獣あり、名づけて狍鴞と曰う。是れ人を食らう。」【註】郭曰く、「物として貪惏にして、人を食らいて未だ尽きず、還って其の身を害す。」謹んで原書の註に照らし、「郭」を「郭註」に改む。