康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 629 ページ)
【巳集上】【水部】淖;康煕筆画:12;頁碼:629 頁 27 行。【広韻】【集韻】【韻会】【正韻】奴敎切、音は鬧。【説文】に曰く「泥なり」。【左伝・成公十六年】「前に淖あり、乃ち皆左右相違いて淖を避く」。また【字林】に曰く「濡ること甚だしきを淖と曰う」。【前漢・郊祀志】「堅氷淖溺す」。また水名。【山海経】「西北の大荒の中に龍山あり、日月の入る所なり。三沢あり、名づけて三淖と曰う」。また姓。【路史】「楚の淖国、先に淖氏と為す」。また【集韻】直敎切、音は棹。和するなり。【儀礼・士虞礼】「嘉薦普淖」。【註】に曰く「普は大なり。淖は和なり。徳能く大和すれば、乃ち黍稷あり」。また尺約切、音は綽。繛綽と同じ。【説文】にも見えたり。【荘子・逍遙遊】「淖約して処子の如し」。【註】に曰く「淖約は柔弱の貌なり」。