康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 424 ページ)
【卯集上】【手部】抹;康煕筆画:9;頁碼:424 頁 04 行。『唐韻』莫撥切、『集韻』『韻会』『正韻』莫曷切、音は末。『広韻』に「摩なり」とあり。『字林』に「抹摋は滅するなり」とあり。『増韻』に「塗抹するなり。乱なるを曰く塗、長きを曰く抹」とあり。秦観の詞に「山微雲を抹す」という。また抹額とは、額を束ねる飾りで、抹するが如きものなり。『唐書・婁師徳伝』に「猛士を募りて吐蕃を討つ。ここに紅抹額を着けて詔に応ず」とある。また古に月韻に転じ、勿発切、音は袜なり。蘇軾の詩に「韭芽土を帯び拳して蕨の如く、膾縷盤に堆し纖手もって抹す」という。