康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 854 ページ)
【午集下】【禾部】稑。康熙筆画 13、頁碼 854 頁下段 29 行。『唐韻』『集韻』『韻会』に力竹切、『正韻』に盧谷切とあり、音は「六」に同じ。『説文解字』に「早く熟する」と釈す。先に播いて後に熟するを「穜」といい、後に播いて先に熟するを「稑」という。『周礼・天官・内宰』に「初春、王后に告げて六宮の人を率い、穜・稑の種を育てて王に献ず」と記す。また『集韻』に「時に穋とも作る」とあり、『詩経・豳風』に「黍稷重穋」の句がある。『説文解字』は『詩経』を引く際に「稑」と作る。