康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 741 ページ)
【午集上】【玉部】璘;康煕筆画:17;頁碼:741 頁第 36。『広韻』力珍切、『集韻』『韻会』『正韻』離珍切、音「鄰」に同じ。『玉篇』に「璘は文彩ある様」とあり。また『韻会』に「瞵に通ず」とあり。『揚雄・甘泉賦』に「壁馬犀の瞵」と見え、註に「文彩ある様を指す」とある。『古楽府・董逃行』に「遥かに五岳の端を望めば、黄金闕に班璘し、ただ芝草を見て葉落つること紛紛たり」とある。また『玉篇』に「玉色の光彩を指す」とあり。『張衡・西京賦』に「瓀珉璘彬」と見え、註に「璘彬とは玉の光彩色沢交錯する様を指す」とある。また『集韻』『韻会』里忍切、『正韻』良忍切、音「粦」に同じ。義亦同じ。また『韻補』に叶音陵延切、音「連」に同じとあり。『皇甫謐・釈勧』に「忽ちに金白の輝耀して青紫の斑璘を忘れ、辞容服の光燦なるを抱いて敝褐を終年す」とある。『正字通』に「瞵と璘は音同じくして義異なり。詩賦において『瞵斑』『瞵』とあるは皆『璘』の訛れる写法なり。『韻会』揚雄の賦を引きて瞵に通ずとするは誤りなり。字は元来目より扁に従う」とある。