康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1065 ページ)
【申集上】【艸部】藜;康煕筆画:21;頁碼:1065 頁 30 行。【唐韻】郎奚切、音犂。蒿の類に属する植物。【礼記・月令】藜・莠・蓬・蒿などの雑草が盛んに生ず。【前漢書・司馬遷伝】墨家の徒は粗食を食い、藜の葉と豆の葉を煮た羹を飲む。【註】藜草の様子は蓬草に似る。【爾雅翼】藜は茎も葉も王芻に似たり。兗州にて蒸して菜とし、また杖に作るべし。【晋書・山濤伝】魏の文帝、山濤の母老いるを以て、藜杖一枝を賜う。また【揚雄・甘泉賦】配藜四方に布く。【註】配藜とは、散らばり敷き広がる様なり。また懸藜は玉の名なり。【史記・范睢伝】梁地に懸藜という玉あり。