康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 935 ページ)
【未集中】【糸部】縭;康煕筆画:17;頁碼:935 頁下段 26 行。『広韻』呂支切、『集韻』『韻会』隣知切、音は離。『説文』糸をもって履を飾る。また『爾雅・釈器』に「婦人の佩巾を縭という」。〔註〕すなわち今の香纓なり。『詩・豳風』に「母自ら之に縭を結ぶ」。〔伝〕縭は婦人の佩巾なり。母、女に戒めて帯を結び縭を結ばしむ、と。また『爾雅・釈水』に「縭は縄なり」。〔疏〕縭を縄と解す。縄は結びつけるに用いるものなり。『詩・小雅』に「縄をもって之を維ぐ」。また『正韻』抽知切、音は摛。『唐書・儒学伝』に「風に当たり露を凌ぐ」(奔波労苦を形容す)。考証:『爾雅・釈器』「婦人の佩巾を縭という」。謹んで原文に照らし、「謂」の下に「之」の字を増す。