康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 319 ページ)
【寅集中】【山部】嶕;康煕筆画:15;頁碼:319 頁下段 35。『広韻』に「昨焦切」、『集韻』に「慈消切」とあり、音は「樵」に同じ。「嶕嶢」は山勢の高く聳えるさまを形容す。班固『東都賦』に「別風嶕嶢」と見え、注に「別風は宮闕の名。嶕嶢は高く聳えるの義」とある。また左思『呉都賦』に「陵絶嶛嶕」とあり。また『集韻』に「兹消切」、音は「焦」に同じとし、山の名とする。また『広韻』に「山の頂を嶕といい、また『椒』の字を借りる」とあり、謝荘『月賦』の「菊芳を散じて山椒に」という句、注に「山椒すなわち山の頂なり」と見える。