康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1025 ページ)
【申集上】【艸部】苷;康煕筆画:11;頁碼:1025 頁 07 行。『集韻』『韻会』に「沽三切、音は甘」とある。『説文』に「甘草なり」とある。『本草』に「一名を霊通といい、一名を国老という。この草は最も衆薬の主たるもので、経方に用いられざるもの稀なり。まさに香中に沈香あるがごとし。七十二種の乳石の毒を治し、一千二百般の草木の毒を解き、果薬を調和するに功あり。故に国老の号あり」とある。王十朋の詩に「閑庭勝って苷を蒔く」とある。『正字通』に「草の味甘きにより、故名づけて甘草という。俗に艸を加う。通草に蓪を作り、牛膝に同を作るがごときなり」とある。