康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 519 ページ)
【辰集中】【木部】柑;康煕筆画:9;頁碼:519 頁 02 行。【唐韻】【集韻】【韻会】【正韻】に「沽三切」とあり、音は「甘」に同じ。果名の一種。【南方草木状】に「橘の類にして、味特に甘美なり」と記す。【唐書・蕭嵩伝】に「荊州、黄柑を貢ず」とあり。【韓彦直・橘録】に「柑の変種八種あり、その中乳柑を第一とす」と記す。また「甘」に通ず。【司馬相如・上林賦】に「黄甘・橙・楱」と見え、また【集韻】【韻会】に「鉗」と同しとあり。木の器具にて馬の口を挟むを指す。【公羊伝・宣公十四年】に「馬の口を挟みて之に秣(まぐさ)を食らす」と記し、【前漢・五行志】に「口に鉗せらるるを懼る」と見える。