康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1205 ページ)
【酉集中】【貝部】貣;康煕筆画:10;頁碼:頁 1205 第 02【唐韻】他得切【集韻】【韻会】【正韻】惕得切、音は忒。【説文】人に物を求めること。【広韻】仮借・借貸を指し、官府より元手を借りて商売することをいう。【前漢・韓王信伝】朝晩に蛮夷に乞い借りす。【後漢・桓帝紀】もし王侯・官吏・百姓に蓄積する糧食ある者は、みなその十分の三を借り取るべし。【注】貣、吐得の反。また【広韻】徒得切【集韻】【韻会】【正韻】敵徳切、音は特。義同じ。【後漢・桓帝紀注】また徒得の反。また「忒」に同じ。【史記・微子世家】五占を用いて、その二つに推演の誤りあり。按ずるに『尚書・洪範』には「忒」と作る。【五経文字】「貸」の字、相沿って時に「貣」の字に仮借す。互いに「貸」の字の注を参看すべし。