康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 414 ページ)
【卯集中】【戈部】戴;康煕筆画:18;頁碼:414 頁下段 25
古音:【唐韻】都代切、【集韻】【韻会】【正韻】丁代切。去声に読む。
【説文解字】物を分ち与えて余益を得るを戴と曰う。一説に、頭に物を載せるもまた戴と曰う。
【広韻】担ぐ、頭に載せるの義。
【尚書・大禹謨】百姓君無ければ、誰を戴くべきや。
【孟子】斑白なる者、路にて物を負い戴かず。
また【爾雅・釈地】道その前を経る土山を戴丘と曰う。
【疏】道土山の南を経るは、恰も道が丘を負うが如し。
また「値」に通じ、遇う・正当たるの義。
【礼記・喪大記】君の棺飾りに緌六を用う。
【注】戴は値の義なり。
【爾雅・釈地】日直する所を丹穴と曰う。
【注】値は対するの義。
【疏】正しく日の下にある所、名づけて丹穴と曰う。
また【諡法】典憲に遵り過失なきを戴と諡す。
【左伝・隠公三年】其の妹の戴嬀、桓公を生む。
【注】戴は諡を指す。
また姓なり。済北郡に出ず、元は宋の戴穆公の後なり。
また時に「載」と作る。
【礼記・月令】車に青旂を載す。
【詩経・周頌】皮弁を戴きて翼翼たり。
【音義】本字の如く読む。また「戴」と同し。
また【韻会】作代切、音「再」に同じ。地名なり。
【春秋・隠公十年】宋・蔡・衛、戴を伐つ。
【注】戴国、今留外黄県の東南に戴城あり。
【釈文】戴、音「再」に同じ。