康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 310 ページ)
【寅集中】【山部】峒;康煕筆画:9;頁碼:310 頁 27 行。『広韻』『正韻』徒紅切、『集韻』『韻会』徒東切、音は同。「崆峒」は山名。本は「空桐」に作る。『爾雅・釈地』に「北に斗極を戴くを空桐と為す」とあり、注に「戴は猶値のごとし」という。一に「空同」に作る。『荘子』司馬彪の注に「空同は北斗の下に当る山なり」とある。『前漢書・武帝紀』に「隴を踰り空同に登る」とあり、今は「崆峒」に作る。『唐書・地理志』に「崆峒は岷州溢洛県に在り」とある。『史記』の注に「隴右に在り」とあり。『雍州録』に「原州高平県に在り、即ち笄頭山にして涇水の発源なり。今の平涼府の西、即ち崆峒山なり。広成子の宮有る」という。また『広韻』『集韻』『韻会』『正韻』に徒弄切、音は洞。山の一穴なり。一に嵾嵳として斉しからざる也という。また『五音集韻』に在孔切、音は董。山の穴。通じて洞に作る。また葉して徒黄切、音は唐。『道蔵歌』に「緑蓋晨霞に協い、青軿空峒に掷ぐ。右に東林帝を揖し、上に太虚皇に朝す」とある。