康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 270 ページ)
【丑集下】【女部】嫡;康煕筆画:14;頁碼:270 頁 01 行。『広韻』都歴切、『集韻』『韻会』『正韻』丁歴切、音「的」に同じ。『増韻』に曰く、正妻を嫡と称し、正妻の生める子を嫡子という。一説に、嫡は「敵」の意にして、これに匹敵する者なきを表す。『左伝・閔公二年』に、「内寵りて后となり、嬖の子を嫡に配す。これ乱の本なり」とあり。また嫡母を民母と称す。『前漢・衛青伝註』に見える。「适」の字に通ず。また「的」とも書く。また『集韻』陟革切、音「摘」に同じ。慎むの義。また竹益切、音「」に同じ。嫡孎は、女子の慎みて明察なるさまを形容す。考証:『左伝・閔元年』に「内寵りて后となり、嬖の子を嫡に配す」とあるが、謹んで原文により元年を二年に改む。