康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 642 ページ)
【巳集上】【水部】滌;康煕筆画:14;頁碼:642 頁下段 20 行。【唐韻】徒歴切。【集韻】【韻会】亭歴切。【正韻】杜歴切。音は狄。【説文】に「洒ぐなり」とある。【詩・豳風】に「十月に場を滌ぐ」とあり。【正義】に「器を洗うを滌と謂う」とある。また旱気のこと。【詩・大雅】に「滌滌として山川」とあり。また暖風のこと。【歳華紀麗】に「風惟だ滌滌たり、木漸く欣欣たり」とある。また酒を浩(ひろ)ぐること。【周礼・春官】に「司尊彝、凡そ酒は修酌す」とあり。【注】に「修は滌の如く読む。滌酌とは、水を和えてこれを漉すなり。今斉人は浩酒を滌と名づく」とある。また牲を養う室のこと。【礼・郊特牲】に「帝牛は必ず滌に在りて三月」とある。また【集韻】に徒弔切、音は調。これもまた牲を養う室なり。また【韻補】に薬鐸切に叶い、音は鐸。【班固・東都賦】に「百王の荒屯を紹ぎ、造化の蕩滌に因る。元を体して制を立て、天に継いで作す」とある。