【丑集上】【口部】呆。康煕筆画 7、頁碼 181-11。『篇海』に「補道切」と音し、「保」に同じ。詳説は人部の「保」の注を参照すべし。また「莫厚切」と読み、音「母」に同じ。これ「某」の古字なり。今、民間にてこれを「痴呆」の「呆」に用うるは誤りなり。『類篇』にいわく、この字は「槑」の略体なり。あるいは「某」と作り、また「梅」に通ず。『本草』にいふ、梅は杏の類にして、「杏」の字を倒せば「呆」となると。民間にてこれを「痴呆」の「呆」に用うるは誤りなり。『説文解字』にいふ、この字は「不」と「口」より成ると。「

」これその本字なり。