康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 895 ページ)
【未集上】【竹部】篪;康煕筆画:16;頁碼:895 頁 08 行。『広韻』直離切、『集韻』『韻会』陳知切、音は馳。『説文』に「管楽なり」とある。『詩・小雅』に「伯氏は壎を吹き、仲氏は篪を吹く」と見える。『爾雅・釈楽』に「大なる篪を沂という」。郭璞の注に「篪は一尺四寸、囲み三寸、一孔上に開き、高さ一寸三分、横に吹ず。小なるものは一尺二寸」とあり、『広雅』に「八孔あり」という。疏に「鄭司農の『周礼』注に篪七孔とすといえるは、蓋し上の開ける孔を数えざるが故に七となすなり」とある。『世本』に「蘇成公、篪を作れり」と見え、『古史』に「蘇成公、篪を吹ずるに長ず」とある。『釈名』に「篪は啼なり。声孔より出でて、嬰児の啼くが如し。春分の音なり」という。また『水経注』に「君山の東北、編山に対す。山上に篪竹多し」と見える。『篇海』に「本つてと作る」とあり、『礼記』に「竾と作る」、また「筂とも作る」とある。