康熙字典解説
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【申集下】【衣部】褚;康熙画数:15;頁碼:1121 頁第 21 行。『唐韻』張吕切、『集韻』展吕切、音は貯。衣に綿を詰めること。『類篇』に「囊なり」。『前漢・南粤王趙佗伝』に「上褚五十衣、中褚三十衣、下褚二十衣を賜りて王に遺す」。師古曰く、「綿を以て衣に装うを褚と曰う」。また蓄えるの義あり。『左伝・襄公三十年』に「我が衣冠を取りて之を褚す」。また棺を覆う物。『礼記・檀弓』に「褚幕丹質」。注に「丹幕を以て褚と為す」とあり。また『広韻』丑吕切、音は楮。『集韻』に「衣を製るなり」。また姓なり。『潜夫論』に「褚師氏は皆鄭の姫姓なり」。『通志・氏族略』に「褚氏は即ち褚師氏なり。漢の梁相褚大、元成の間には褚先生少孫あり、儒学を以て称せらる」。また『集韻』止野切、音は者。衣の赤きもの。『揚子・方言』に「卒を褚と謂う」。