康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1085 ページ)
【申集中】【虫部】蜍。康熙筆画 13、頁碼 1085 第 02。【唐韻】署魚切、【集韻】【韻会】常如切、音は「余」。蟾蜍なり。【本草】に蕭炳曰く、「腹下に赤色にして文字の如き八道の紋あるもの、これ真の蟾蜍なり」。蘇頌曰く、「蟾蜍は多く人家の低湿の処に在り、形大きく、背に多くの瘤あり、行い甚だ緩にして、跳躍せず、また鳴かず。蛤蟆は多く池沢の間に在り、形小さく、皮に多くの黒斑あり、飛び上がって諸虫を捕らえ、動作甚だ敏捷なり。この二種は類同じけれども、効能やや異なる」。互いに「蟾」の字の注を参看すべし。また【集韻】に羊諸切、音「余」。蜘蛛、また蝳蜍と号す。【揚子・方言】に「北燕・朝鮮・洌水の間、これを蝳蜍と謂う」とあり。【集韻】にまた「蠩」とも作る。