康熙字典解説
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【子集下】【厶部】參;康熙画数:11;頁碼:164 頁 28 行。古文に朁と作る。『唐韻』『集韻』『韻会』『正韻』に倉含切、音は驂に同じ。『集韻』に「謀度す、間厠す」とあり。また『玉篇』に「相謁す」とあり。『広韻』に「參は承なり、覲なり」とあり。また『増韻』に「干与す、参錯す」とあり。また『韻会』に「三つ相参ずるを參とし、五つ相伍するを伍とする」とあり。『易・繋辞』に「參伍して変ず」とあり。『韻会』に「『左伝』に『參以上より』、『周礼』に『其の參を設く』とあるは、皆三つ相参じて列なるを謂う。後世の參軍・參謀・參知政事などは、蓋し此の義を取る」とあり。また星名。『前漢・天文志』に「參は白虎の三星にして、直なる者は衡石と為る」とあり。註に「參の三星は白虎宿中に在り、東西に直にして称衡に似たり」とあり。また『唐韻』に所今切、『集韻』『韻会』『正韻』に疏簪切、音は森に同じ。『説文』に「商星なり。本は曑と作り、晶に従い聲は晶」とあり。徐曰く「其上の晶は星と同義なり。今文は參と作る」とあり。また『韻会』に「叢立の貌」とあり。束晳『補亡詩』に「參參たる其の穡」、『論語』に「立てば則ち其の參なる前に見ゆ」とあり。また姓。『広韻』に「祝融の後」とあり。また人參。薬名。本は薓と作る。また『唐韻』に楚簪切、『集韻』『韻会』に初簪切、音は嵾に同じ。『広韻』に「嵾に同じ。嵾嵳として斉しからざる貌」とあり。『詩・周南』に「參差たる荇菜」とあり。また張衡『思元賦』に「余が佩の參參たるを長くす」とあり。註に「長き貌」とあり。また『唐韻』『集韻』『韻会』『正韻』に桑感切、音は糝に同じ。雑なり。『韻会』に「糝と同じ」とあり。『周礼・天官・司裘』の註に「大射には大侯九十、參七十、干五十」とあり。また『正韻』に七紺切、音は摻に同じ。曲名。また參鼓、亦た摻鼓と作る。また三に通ず。『周礼・冬官考工記』に「分けて一を去る」とあり。考証:『前漢・天文志』「參は白虎の三星にして、直なる者は衡石と為る」の条、謹んで原文に照らし、「爲」字の上に「是」字を増す。張衡『思元賦』「金佩の參參たるを長くす」の条、謹んで原文に照らし、「金佩」を「余佩」に改む。王宏源註に「張衡『思玄賦』」とあるは、玄字を避諱したるものなり。