康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 979 ページ)
【未集下】【肉部】胞;康熙画数:11;頁碼:979 頁 09 行。『広韻』匹交切、『集韻』『韻会』『正韻』披交切、音は拋。『説文』に「胎児を包むもの」とある。『博雅』に「人は懐胎して四月にして胞衣成る」とある。『荘子・外物篇』に「胞中には閬あり、心には遊あり」とある。【註】胞は腹中の胎児を指す。閬は空旷の義なり。『前漢書・外戚伝』に「善く我が子の胞を蔵せよ」とある。【師古註】音は苞。胎児を包むものを指す。また『戦国策』に「その悪瘍は癰腫胞疾なり」とある。また『広韻』布交切、『集韻』『韻会』班交切、音は包。また『集韻』方鳩切、否平声。義同じ。また『集韻』『韻会』蒲交切。庖と同じ。肉食を掌る吏なり。『礼記・祭統』に「祀りに輝・胞・翟・閍を賜う者あり」とある。『荘子・庚桑楚』に「湯は庖人を以て伊尹を籠絡す」とある。『前漢書・百官公卿表』に「胞人、都水均官三長丞」とある。【註】胞は庖と同じ。胞人は宰割の事を主る者なり。また『五音集韻』匹貌切、音は奅。面に生ずるものを指す。