康熙字典解説
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【子集下】【卜部】卞;康煕字典画数:4;ページ:第 157 頁第 28 項
『唐韻』『集韻』『韻会』は「皮変切」と注し、『正韻』は「毗面切」と注す。音は「弁」に似たり。
『広韻』に県名と釈す。『括地志』に曰く、「兗州泗水県は、もと漢代の卞県の地なり」。
また『集韻』に急躁・性急と釈す。『左伝・定公三年』に曰く、「邾荘公は性急躁にして潔きを好む」。
また『玉篇』に法度・法則と釈す。『尚書・顧命』に曰く、「周の天下を治め、大法に従う」。
また姓と釈す。『広韻』に曰く、「卞姓は済陰に出ず。もと周の曹叔振鐸の支孫にして、卞地に封ぜられ、以て氏を建つ」。
また『集韻』に「蒲官切」と注し、音は「槃」に似たり。「般」に通ず。『爾雅・釈詁』に歓楽と釈す。時に「弁」とも書く。