康熙字典解説
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【未集中】【糸部】編;康熙画数 15;頁 931。『広韻』布懸切、『集韻』『韻会』『正韻』眠切、音は辺。『説文』に「次第に排列す」とあり。『史記・孔子世家』に「易経を読み、竹簡を連ねる皮紐が三たび絶えた」と見える。『前漢書・儒林伝注』に「編とは、次いで連接するものなり」とあり。また頭の飾りを指す。『周礼・天官』に「追師、后の首飾りを掌り、副・編・次、および追・衡・笄を作る」とあり。注に「編とは髪を編み列ねたるものにして、今の髢(かもじ)のごとし」とある。また編鐘を指す。『周礼・春官・磬師』に「編鐘を撃つ」とあり。注に「編の音、書を編むる編と同じ」とある。また織り結び、連ね結ぶを指す。『楚辞・九章』に「愁苦を編みて胸衣と為す」とあり。また『字林』に「縄をもって物を次いで貫くを編と曰う」とあり。また『玉篇』に「編は織るの義、連ぬるの義なり」とある。また『広韻』方典切、『集韻』『韻会』補典切、音は扁。編は生糸で織れる薄絹を指す。また撚り結ぶを指す。また『集韻』婢典切、『正韻』婢免切、音は辮。『史記・西南夷伝』に「皆髪を編み結び、畜に従って移徙す」とあり。『前漢書・終軍伝』に「おそらく髪編みを解き、左衽を改めて教化を受くる者あらん」とあり。注に「編の音、辮と同じ」とある。また『集韻』蒲眠切、音は蹁。緶、時に編と作る。麻縷を交え継ぐを指す。『博雅』に「編は絲帯なり」とある。