康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 969 ページ)
【未集中】【耳部】聱;康煕筆画:17;頁碼:969 頁 11 行目。『唐韻』五交切、『韻会』牛交切、音は謷(ごう)。『説文』に「聴かざるなり」とあり。『広雅』に「人の語に入らず」とあり。『埤蒼』に「聱牙とは、互いに聴き入れざればなり」とある。『唐書・元結伝』に「能く聱牙を学び、宗を保ち家を全うし、自ら聱叟と号す」と見え、また辞の平易ならざるをいう。『韓愈・進学解』に「周の誥・殷の盤、詰曲して聱牙なり」とあり。また「聱耴」は衆声なり。『左思・呉都賦』に「魚鳥聱耴」と見え、『釈文』に「聱、魚曹切」とあり。注に「倉頡篇曰く、聱耴は衆声なり」とある。また『広韻』に五労切、『集韻』『正韻』に牛刀切、音は敖(ごう)にして、これもまた聴かざるなり。さらに『集韻』に魚到切、音は傲(ごう)にして、「聱耴」は魚鳥の状なり。