康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 109 ページ)
【子集上】【人部】倳;康煕筆画:10;頁碼:109 頁 12 行。『広韻』『集韻』に側吏切とあり、剚と同じ。李奇の説に「東方の人、物を地中に挿すを倳と謂う」とある。『前漢書・蒯通伝』に「蒯通、范陽の令徐公を説いて曰く、『慈父孝子、敢て刃を公の腹に倳せざるは、秦の法を畏るればなり』」と見え、『史記・張耳陳餘列伝』には「倳刃」と作る。また、事業を建つるを倳と謂う。『周礼・天官・大宰』に「事典以て百官を任ず」とあり、注に「倳に猶る」といい、音義に「建つるの義に猶る」とある。考証:『広韻』『集韻』に側吏切とあり、剚と同じ。李奇の説に「東方の人、物を地中に挿すを皆倳と謂う」とある。謹んで原文に従い、「地皆」を「地中」に改む。