康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 559 ページ)
【辰集中】【木部】櫂;康煕筆画:18;頁碼:559 頁 11 行。【唐韻】【集韻】【韻会】【正韻】直教切、音は棹。【説文】船を進める用具。【釈名】船舷にて水をかくを櫂という。櫂とは濯の意で、水中にて划し、もって船櫂を進ましむるなり。【韻会】短きを楫といい、長きを櫂という。【楚辞・九歌】桂を以て櫂とし、木蘭を以て枻とす。また【説文】卓に従う異体あり。『史記』に別に濯と作る。『前漢書・百官志』に上林苑に輯濯丞を置く。【師古注】輯は楫に同じく、濯は櫂に同じ。また【類篇】直角切、音は濁。树枝の真っ直ぐに上に向かう様を表す。【爾雅】梢櫂、梢の字の注に見ゆ。また【集韻】直格切、音は宅。また【五音集韻】亭歴切、音は狄。義同じ。また楚・宋の間にて案板を櫂と称す。