康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 752 ページ)
【午集上】【瓦部】甑;康熙画数:17;頁碼:752 頁 11 行。【唐韻】【集韻】【韻会】【正韻】子孕切、増の去声。【説文】甗なり。【広韻】古史考に曰く、黄帝始めて甑を作る。【韻会】属なり。甗にして底なきをいう。【周礼・冬官考工記陶人】甑の実二鬴、厚さ半寸。【注】量六斗四升を鬴と曰う。【史記・項羽本紀】皆船を沈め、釜甑を破り、廬舎を焼く。また攀倒甑は草の名なり。【本草綱目】郊野に生じ、葉薄荷のごとく、風熱を治す。煩渇狂躁の諸症に遇えば、汁を搗いて服すれば効あり。また【集韻】慈陵切、音は繒。炊器なり。考証:【史記・項羽本紀】皆船に乗る、釜甑を破る。謹んで原文により「乗船」を「沈船」に改む。