康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1212 ページ)
【酉集中】【貝部】贈;康熙画数:19;頁碼:1212 頁 15 行目。【広韻】【正韻】昨亙切、音は「」。【説文】玩好(がんこう)を相送るなり。【詩・鄭風】雑佩を以て之に贈る。【伝】贈は送るなり。【儀礼・聘礼】公、卿をして贈らしむること、覿幣(てきへい)の如し。【礼記・檀弓】何を以て我に贈らんや。また【詩・大雅】申伯に贈るを以てす。【伝】贈は増すなり。【疏】凡そ贈遺する者は、前人を増長せしむる所以なり。之に財を贈れば、富をして本より増さしめ、之言を贈れば、行をして義に増さしむ。故に贈を増と云うなり。また【正字通】前人の官称を封ずるを借りて誥贈と曰うは、恩朝廷より頒つなるなり。また【詩・鄭風】子来るを知る、雑佩を以て之に贈る。【朱伝】贈、音は則。来、音は力。【毛詩古音考】来の音は釐、贈は疑わくは貽の字の誤りなるべし。いずれ是なるか未だ知らず、存して以て備考に資す。