康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1227 ページ)
【酉集中】【足部】踊;康熙筆画:16;頁碼:1227 頁 03 行。考証:『唐韻』余隴切、『集韻』『韻会』『正韻』尹竦切、音は勇。『説文』に「跳ぶなり」。『詩・邶風』に「踊躍して兵を用う」。『礼記・檀弓』に「辟踊は哀の至りなり」。疏に「心を拊ずるを辟とし、跳躍するを踊とす」。『左伝・僖公二十八年』に「曲踊三百」。注に「跳踊なり」。また『左伝・昭公三年』に「屨は安く踊は貴し」。注に「踊は足を刖られたる者なり」。疏に「足を刖られたる者の屨なり」。また『公羊伝・僖公十年』に「晋の出入を言わざるは踊なる、文公の為めに諱するなり」。注に「踊は豫なり。斉人の語にして、関西の渾と言うが若し」。また『公羊伝・成公二年』に「棓に踊りて客を窺う」。注に「踊は上るなり」。『類篇』に「踊は或いは勇に従って踴と作る」。考証:『公羊伝・僖公十年』の「晋の出入せざる者は踊にして文公の為めに諱するなり」について、原文に照らして「不」の下に「言」の字を増す。踴:『集韻』に「踊は或いは勇に従う」。按ずるに、『五経文字』に踊を踴と作るは非なり。