康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 147 ページ)
【子集下】【力部】勇;康煕筆画:9;頁碼:147 頁上段 35。【唐韻】余隴切。【集韻】【韻会】【正韻】尹竦切。音は涌。【説文】気なり。一に曰く、健なり。力に従い、甬声。【玉篇】果決なり。【広韻】猛なり。【増韻】鋭なり、果敢なり。『左伝』文公二年「共に之を用いるを勇と謂う」。『論語』「勇者懼れず」。『老子・道徳経』「慈なれば故に能く勇なり、儉なれば故に能く広し」。考証:【説文】「気なり。一に曰く、健なり。力に従い、甬声」。「勇者は用なり、共に之を用いるを勇と謂う」について、謹んで按ずるに、「勇者は用なり」という語は『説文』に見えず。「共に之を用いるを勇と謂う」は『左伝』の文にして、『説文』にあらず。謹んで「『左伝』文公二年『共に之を用いるを勇と謂う』」と改め、これを『論語』の二字の上に移す。