康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 783 ページ)
【午集中】【疒部】癭;康熙筆画 22;頁 783。『唐韻』『集韻』於郢切、『』幺郢切、音は癭。『説文』に「頸の瘤なり」とあり。『釈名』に「癭は嬰なり。頸に在りて喉を嬰(まと)う」とあり。『嵆康・養生論』に「頸は険きに処して癭す」とあり。『張華・博物志』に「山居は多く癭あり、泉水の流れざるを飲むによる」とあり。『方書』に「癭に五種あり。肉色変ぜざるを肉癭とし、筋脈現露せるを筋癭とし、筋脈交絡せるを血癭とし、憂悩により消長するを気癭とし、堅硬にして移らざるを石癭とす」とあり。また地名なり。『後漢書・桓帝紀』に「勃海王悝、降じて癭陶王と為る」とあり。〔註〕癭陶県は鉅鹿郡に属す。また『集韻』に伊盈切、音は嬰。義同じ。『集韻』に或いはに作る。