【亥集下】【歯部】齗;康煕筆画:19;頁碼:1532 頁 27 行。【唐韻】語斤切。【集韻】魚斤切。音は「ぎん」。【説文】歯の根。また「齗齗」は、激しく争論するさま。【史記・魯世家】孔子曰く、「甚だしきかな、魯の道徳の衰えよ。洙・泗の間において、人々争論やまず」。【徐広曰く】魯は洙水・泗水に近い地にして、民衆河を渡るに、若者老人を扶け、代わって物を負う。風俗すでに澆薄となり、年長者内心不安にして、若者と互いに譲り合い、まさに争論あるがごときゆえ、「齗齗如たり」と言う。これすなわち道徳の衰えなる表現なり。また憤恨不満の意味を表す。【後漢書・劉向伝】朝中の大臣争論やまず。また【正韻】齗は、歯根部の肉を指す。また【広韻】宜引切。【集韻】擬引切。音は「ぎん(釿)」。【広韻】犬が争闘するさまのごとし。また【集韻】牛閑切。音は「がん(詽)」。齗齗、争訟すること。また口謹切。音は「きん(赾)」。唇を指す。また【類篇】語近切。音は「てい(听)」。意同じ。また【集韻】忍善切。音は「せん(蹨)」。笑うの意味。また苦本切。音は「こん(棞)」。歯露出するさま。一説には噛み咬むを指す。また【集韻】【類篇】口很切。音は「こん(懇)」。笑うの意味。また語蹇切。音は「げん(巘)」。意同じ。別に「

」とも書く。