康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 599 ページ)
【辰集下】【気部】氤;康煕筆画:10;頁碼:599 頁第 14。『広韻』に「於真切」、『集韻』『韻会』『正韻』に「伊真切」、音は因。絪と同じ。絪縕とは、天地の陰陽の気が交融し混合することを指す。『易・繋辞』に「天地の陰陽の気が交融して、万物は醇厚に化育す」とある。また氤氲とも書く。『王嘉・拾遺記』に「雀に似た鳥あり、五彩の気を吐き、氤氲として雲のごとし。名づけて凭霄と曰う」と記す。『杜甫の詩』に「惟南将に寿を献じ、佳気日に氤氲たり」とある。また『班固・典引』には烟烟熅熅と書き、『魏大饗』には烟熅を用い、『抱朴子』には緸縕を用い、『魏元丕』には縕と書く。いずれも意義は同じ。