康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 517 ページ)
【辰集上】【木部】枵;康煕筆画:9;頁碼:517 頁 09 行。【唐韻】【集韻】【韻会】虚嬌切、音は「囂(ゴウ)」。【説文】に「木の根が中空である」とあり、また「虚(うつろ)」の意。【左伝・襄公二十八年】に「歳は星紀に在りて、元枵に淫す」と見え、杜預の注に「元枵すなわち虚なり」とある。徐が按ずるに、『爾雅』によれば虚星は子の位に次ぐ。「枵」は虚耗の名にして、北方の樹木はみな虚しく、木に従い色黒きをもって故に「元」という。杜預曰く、「元枵は三宿にして、虚その中に在り」。また【周礼・地官】に「保章氏、星土をもって九州之地を辨ず」とあり、鄭玄の注に「元枵は斉なり、青州の分野」と見える。また【正字通】に「凡そ物の飢えて耗するを枵といい、人の飢うるを枵腹という」とある。