康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1209 ページ)
【酉集中】【貝部】賢;康熙画数:15;頁碼:1209 頁 28 行。古文に臤・贒と作る。『広韻』『正韻』に戸田切、『集韻』『韻会』に戸千切、音は弦なり。『説文』に「多才なり」とあり。『玉篇』に「善行あるなり」とあり。『易・鼎卦』に「大亨、以て聖賢を養う」とあり。また『繋辞』に「久しかるべきは賢人の徳、大なるべきは賢人の業」とあり。『書・大禹謨』に「野に遺賢なし」とあり。また『咸有一徳』に「官を任ずるは惟だ賢材による」とあり。また『礼・内則』に「富めばすなわち二牲を具へ、その賢なる者を宗子に献ず」とあり。注に「賢は猶お善のごとし」とあり。また勝るなり。『礼・投壺』に「某、某より若干純賢なり」とあり。注に「勝を以て賢と為す」とあり。また下見切、音は現なり。『周礼・冬官考工記』「輪人」に「其の轂の長きを五分し、一を去りて以て賢と為す」とあり。注に「賢は大穿なり」とあり。また『韻補』に下珍切に叶う。『詩・小雅』に「我独り賢に従事す」、上に臣に叶う。『前漢・叙伝』に「既に爵位に登り、禄賜頤賢なり、布衾疏食、用いて身を倹しく飾る」とあり。