康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 187 ページ)
【亥集下】【鹵字部】咸;康煕筆画:20;頁 187【広韻】【集韻】【韻会】胡讒切【正韻】胡嵒切、音は鹹。【説文】に「咸は銜(ふく)むなり。北方の味なり」とある。【広韻】に「淡からず」とあり、【韻会】に「塩の味」とある。【爾雅・釈言】に「咸、苦なり」とあり、【疏】に「極めて甚だしければ必ず苦し、故に咸を以て苦と為す」とある。【書・洪範】に「潤下して鹹を作(な)す」とあり、【周礼・天官・医師】に「鹹を以て脈を養う」とある。また地名なり。【春秋・僖公十三年】に「咸に会す」とあり、【注】に「衛の地、東郡濮陽県の東南に鹹城有り」とある。また【韻会】に「古斬切、音は減」とあり、【本草】に李時珍曰く、「鹹にして音鹹なるは潤下の味なり、音減なるは塩生の名なり。後人これを作(な)して碱・鹻と為す、是れ然り」とある。